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Proposals and examples
2016.12.15 - 提案・実例
「先日、事務所に来てみたら、中を荒らされていて、大事な車も盗まれた!」
「とにかく二度と同じ目にあいたくない。どうにかできないか?」
このようなご相談をいただきました。
電話で詳しくお話を伺ったあと現場調査をしてみると
・物の場所がぐちゃぐちゃになっていた。
・営業につかう車を盗まれた。(鍵は事務所に保管してあったものを使われていました。)
今回は、手口や状況から、いわゆる「嫌がらせ」の可能性が考えられました。そして、多くは元社員など「内部の事情に詳しい方」が犯人だと推測できます。
二度とこのような事を起こさない為には、
①セキュリティシステムを導入し物理的な抑止をする。
②日頃、何気なくしている事で見直さなければならない行動を知り、直す。
という2つの事をして頂きたいと思います。
まずは、「狙わせない、入らせない」為にセキュリティシステムを設計しました。
主要な部分にセンサを取り付け、サイレンとライトで不審者を威嚇します。(直接関係ありませんが、火災にも対応させて頂きました。)
敷地の外周にセンサを設置し、敷地内に踏み入ったらサイレンを鳴らすというのが、この場合のベストでしたが、立地的に難しかったので、防犯カメラを設置しました。
防犯カメラは抑止力になるほか、万一の場合の犯人特定に大変重要な証拠を押さえる事が可能です。
これで「狙われにくく、入りにくい」環境は整いました。
今回のように「内部の犯行の可能性が高い」場合、日常の些細なことが原因となっている事があります。
特に気をつけて頂きたいのは「現金の管理」です。
基本的には、
・現金の位置は教えない。
・鍵の管理を徹底する。
・保管場所を不定期に変更する。
これらを気をつけて頂ければと思います。
さらに、給料を現金で手渡しされている企業様に特に気をつけていただきたいのは、給料日の前日から当日です。保管場所がどこにあるか、絶対に知られないようにご配慮ください。給料日の何日前からどこにお金を保管してあるか、社員が知っている会社ほどトラブルになる傾向があります。
これは、普段の配慮で気をつけられる事なので、もしそうなっている場合はお気を付けくださいね。
セキュリティシステム設置、そして日常の何気ないしぐさにご配慮いただき、再発は今の所おきていません。
セキュリティの基本とは?